未来の話 国会と選挙
はじめに
国会議員選挙や国会の制度は長い間大きく変更されていませんが現代の技術から考えると改良されるべき点は多いのではないでしょうか
オンライン国会
テレビ電話であれば議員は地方にいても海外視察中であっても議会に出席できます
国会議事堂やその周辺の関連施設は使用しなくなりますので他の用途に使用できます
傍聴する国民にとってもネットでいつでも視聴できますし議員の表情もよく見えます
野次で話が聞こえなかったり混乱したりすることなくスムーズに進みます
自動音声認識機能による同時字幕や数分遅れにはなるものの正式な字幕版も準備されます
また各国の言語字幕もすぐに配信されます
過去の議会も全て閲覧可能です
議員プロフィール制
正式な議員のプロフィールはいつでも確認できるようになります
プロフィールには話題となっている問題に対しては各議員の意見を明記することとします
意見が定まらないのであればそのように記載します
途中でプロフィールや意見を変更した場合はその履歴が残るようになります
選挙時の時から変更した内容があればすぐにわかります
話題となっている問題について議論しているときはプロフィールに明記した内容が表示されます
争点について議論し合うことが議員の役割ですので意見の変更や矛盾を明らかにしなければならないことは当然のことです
ネットのみの選挙活動
ポスターも街宣車も演説も期間中は全て禁止します
資金力の格差をなくすため全てネット上の指定場所での活動のみ認められます
ポスター等の現場の作業が完全に禁止されるため選挙資金は非常に少額で行えるようになります
動画やSNSを自由に使い政治活動をします
現場での活動が無くなるため選挙区制度が廃止になります
ネットのみでの選挙のため選挙資金による格差が無くなるため区分けする必要がなくなるのです
結果として一票の格差の問題もなくなります
電子投票
選挙はネット上で電子投票にします
得票数のカウントはタイムリーに行われます
投票者の特定はできないものの地域、年代、性別、職種程度の情報は詳細に把握されます
どの地域や年代の支持が多かったのかわかるようになります
議員が今後どのような支持層のために働けば良いか明確になります