Elephant Daddy 研究所

Elephant Daddy研究所は未来へのヒントを提供します

コロナの後に力を増大する中国

壊れる貨幣経済

f:id:ElephantDaddy:20200326161624j:image

コロナ対策により世界中が都市封鎖をし経済活動が停止しました

貨幣経済は王様が命令して人を働かせなくても人がお金を求めることによって必要な仕事をさせる仕組みです

王様が命令する仕組みと違って貨幣経済が壊れると必要な仕事が出来なくなり必要な人の手に物が届かなくなってしまいます

貨幣が回る中で人は働き社会に必要な物を生産し続けることができるのに急激な変化はこの安定した貨幣の流れを止めてしまいます

今このようなことが世界中で起こっているので世界各国の政府は流れの止まった場所に資金を注入して貨幣経済が壊れないようにしようとしています

上手い経済政策とは

f:id:ElephantDaddy:20200326161706j:image

上手い経済政策とは貨幣の流れが止まっている箇所があればすぐにそこへ資金を注入し流れを止めないようにする事です

もし日本が電子マネーを管理下に置き全ての資金の流れを把握することができれば今までと比べてはるかに効果的な経済政策が可能になるでしょう

今までであれば企業からの雑な報告をもとに専門家と呼ばれる人が決定し商品券や補助金を配っていました

これは何ヶ月も前の情報をもとにした非効率なものです

しかし電子マネーを管理下に置いた上で経済政策を行うのであれば秒単位の全国民の消費動向や収入を把握した上でAIが流れの滞りそうな箇所を検知しどのような人物の財布にどのぐらいの金額を注入すれば良いか決めることができます

 

具体的にいえば

コロナ問題のせいで出勤日数が減り減給になった人の財布にちょうどいいタイミングで補助金が振り込まれるような政策が可能だということです

補助金をもらっても全て預金にしてしまうような人に配ってしまう事は避けることができるでしょう

デジタル通貨を持つ国

f:id:ElephantDaddy:20200326161806j:image
私の予想ではこの電子通貨に近い状況にあるのは中国であろうと思います

実際ここでいう全ての資金の流れを政府が管理できるタイプの電子マネー「デジタル人民元」の発行はもう間近だと言われています

デジタル人民元が発行されていない今でも民間企業の電子マネーは世界一と言えるほど普及しています

おそらく中国の政府はこの企業とつながっているため有事の際は資金の流れを確認できるのではないかと思います

そうであればコロナショックのあと世界中の政府が行う経済政策の中でも圧倒的に効率よく政策を行えるのは中国であろうと思います

力を持つ中国

f:id:ElephantDaddy:20200326162004j:image
今回コロナは非常に大変なことになっていますが私の予想ではコロナウイルス自体は2ヶ月程度でコントロールできると思います

しかしコロナショックの結果混乱した世界経済の中でどこの国が優位に立つことになるかと言えば中国だろうと思います

 

コロナは自然に発生したものかもしれませんし政治的にばら撒かれたものかもしれませんが今回の経済混乱は中国にとって非常に有利な結果となるでしょう

中国のデジタル通貨の情報を利用した経済政策に注目したいと思います