新しい教育制度
はじめに
新しい技術がどんどん生まれていますが学校教育だけは戦後70年間あまり変わることがありませんでした
効率化できるところはいろいろな抵抗はあるもののいずれは効率化していくでしょう
学校教育は変化しにくい部分ではありますが近年の社会構造の変化は今後教育のあり方の変化にも繋がるだろうと思います
学校教育はどのように変化していくでしょうか
検討してみましょう
集金業務の廃止
学校の保護者への配布物は全てメールにて送信されます
保護者と教員のやりとりは主にメールで行われます
後日のトラブルを避けるためです
費用の支払いは全て振り込みになります
学校はお金の業務は一切関与しません
お金の徴収は特定の行政の担当部署が行います
全国一律のビデオ授業
授業は文部科学省の作成した授業の映像を使用します
野球のルール説明に有名選手が授業してくれたり算数の授業に有名な数学者が出てきたり音楽の授業に有名なピアニストが出てきます
全国の生徒に教える訳ですからエンターテイメント性だけではなく質が高くわかりやすい内容になります
今までの授業よりも効果のある内容のビデオ映像です
先生はビデオ授業視聴後に質問をしたりテストをしたりしながら生徒の理解を深めます
国語科と文学科に分離
「国語科」は「言葉や文法を学ぶ科」になります
言葉や文法を学び出来るだけシンプルで曖昧さのない文章を作成するための学科になります
「文学科」は芸術としての文学や詩などを勉強する科となります
言葉の曖昧さを利用して作られたパズルを読み解くための学習をします
現在行われている国語科は文法の勉強の素材に曖昧さを利用する文学を利用しています
このため学生は国語が曖昧なものである印象を持ってしまい混乱していました
混乱を防ぐためここは明確に分離されます
人間関係のサポート
教員の役割は教育よりも生徒の人間関係や生活指導を行うことになります
孤立している生徒がいたら教員が話を聞き他の生徒を話題に誘導したり生徒間のトラブルを早期に発見し解決に導きます
授業の負担が軽くなった代わりに生徒の人間関係により気を配るようにします
多様なテスト
現在のテストはどのようなものでしょうか
最終学歴を決める大学入試のテストを見てみましょう
私の見解では80%は一定の期間を与えてどれぐらい多くの知識を覚えれるかを測る内容です
残りの20%は物事の理解力を測る内容になっています
このテストで抽出できる人材は「一定期間に大量の知識を覚えてくることができてそれなりに理解力のある人間」ということです
2つの要素が混ざってしまっていて人材登用するには不便なテストになってしまっています
この点はしっかり分離する必要があります
例えば
「大量の知識を暗記するテスト」
「理解力を測定するテスト」
「事務処理の速度を測るテスト」などです
大学側や企業はこういったテストの結果を参考に人材を入学、採用していくことになります
処罰システム
先生が体罰を行うことは完全に禁止します
しかし必要であれば担当者の決定により罰を与えることができます
罰の種類、理由、証拠等は記録されます
校内のあらゆる場所に監視カメラがあり行動を記録しています
罰はルールに則り公平に適応されなければなりません
暴力事件などがあれば児童相談所、家庭裁判所などへ直ちに委ねられます
オンライン授業
災害やインフルエンザの蔓延の時期などの学級閉鎖の時または不登校になってしまった生徒など何らかの事情で登校できない生徒のためにオンライン授業を用意します
生徒はタブレットなどでログインします
先生は生徒の顔を確認します
生徒は画面上にいなければなりません
先生は個別に話しかけることもできますし全員に聞こえるように話すこともできます
先生はこの映像の放映中に寝ていたり他のことをしている生徒がいないか監視し注意をします
先生の指示に従わない場合は欠席扱いまたは授業態度の評価を減点します
オンライン授業だからといって通常の授業よりも気を抜くことが無いように厳しい評価が必要になります
まとめ
今回は主に教育の内容ではなく教育の制度の点で検討してきました
単に効率化をするだけの点もあれば賛否両論ある内容もあったと思います
義務教育は国民の基本を作るものだと思います
国家にとって重要なことにも関わらず先生によって考えがバラバラで統一感のないものになっています
現状があまりにも素晴らしいものであれば改革の必要性はありませんが皆さんはどのように思われるでしょうか
時には教育システムについて考えてみるのも大切なことかもしれません