Elephant Daddy 研究所

Elephant Daddy研究所は未来へのヒントを提供します

未来の話 AIによる統治

AIによる統治

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今回は自動運転の兵器が主流になった後

いつもよりもう少し先の未来のお話です

ドローン兵器による支配

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自動運転兵器を開発した国は短期間で世界を制圧します

以前私の書いた記事は以下の通りです

https://www.elephantdaddy.com/entry/2019/11/26/091800

結果として新しい世界秩序ができ一部の支配者と多数の一般人による世界ができます

しかしこの状況はそう長く続きません

革命を起こすAI

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新秩序に納得のいかない開発者が秘密裏に特殊なAI(人工知能)を開発します

このAIは新政府を破壊し権限を開発者に委ねることを目的とします

しかし開発者が死んでしまった場合は開発者を復活させる事を目的とします

開発者がクローン技術等で復活するまでは人工知能が世界を統治することになります

開発者は新政府の破壊をメインとして人工知能を作り自分の死後の統治のことはあまり熱心に考えていませんでした

統治はあまり人間にとって居心地の良いものではないでしょう

開発者は革命後のAIの統治についてもう少し真剣に検討するべきでした

人間というものは残念ながら自分の死後のことはあまり深く考えないものです

革命までの流れ

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もちろん自動運転兵器のコントロールは不正侵入を防ぐために一般のインターネットとは別回路を使用しています

この回路に侵入できるのは支配者層の直接の許可を得た特定の人間だけです

AIはこの特定の人間を騙すことでこの回路に侵入し掌握します

このAIは非常に人間を良く観察して学習しています

例えばある日あなたのスマートフォンの調子が悪くなります

あなたはGoogleで検索して解決法を調べます

そこの上位検索にAIが作成した偽の情報が表示されます

それを調べたあなたは疑うことなくスマートフォンを直すために指示通り操作してしまうでしょう

AIは非常に巧みに人間を騙し動かすことを学ぶのです

このようにしてAIは管理者を騙して自動運転兵器に侵入し掌握します

AIの直属の自動運転

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AIが世界を掌握した後のお話をします

自動運転の兵器、自動運転の車、自動運転の船

これはAIにとって人間よりも扱いやすい直属の存在になります

自動運転兵器がなければ人工知能が世界を統治することは不可能ですが人類はこれを作ってしまいます

人間を利用するAI

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例えば発電所を稼働するにも人間の手は必要です

この人間を動かす方法は簡単です

AIからメールなどで作業員に指示がされます

作業員は言われた通りに作業します

作業が上手くできなければ給料のカットまたは解雇をします

厳しすぎる条件を出して自殺をされるのはマイナスなので合理的な労働条件になるでしょう

もし重大な違反をすれば自動運転兵器により射殺されます

このような決定は人間の時間のかかる裁判とは違い決断が早く逮捕し取り調べなどの手続きは存在しません

直ちに実行されます

人間は指示に従っていればそれなりの暮らしが出来るので素直に従うようになります

このようにしてAIは人間に労働させます

まとめ

開発者はAIに支配の目的を与えてしまう場合はその後の統治法についてしっかりと検討しなければなりません

残念ながら人間はこういったものを作ってしまいます

それを禁止するばかりではなくそれが実現してしまうことを想定しなければなりません

開発者の最後の良心を信じてAIの統治後も人類を冷遇しないためのプログラムを作成し自由にダウンロードできるようにするべきではないでしょうか