Elephant Daddy 研究所

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未来の話 無くなる仕事

無くなる仕事

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以前にもお話ししたようにアプリによる仲介により「仲介業」はほぼ無くなります

「コールセンター」も自動音声の発達のためほぼ無くなります

基本的には「オフィスでスーツを着て働いているような方」は少なくなります

また自動運転の結果「ドライバー」は少なくなります

無くならない仕事

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「第一次産業」「第二次産業」は残ります

具体的には農業、製造業、建設業等です

また飲食店や娯楽、医療のようなものは残ります

基本的にはよく動くような仕事は残りやすいでしょう

縮小する会社の規模

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大きな組織というよりは数人でインターネット上で利益を上げる組織が増えます

新しいアプリを開発したりウェブサイトの運営をして収益を上げる会社が多くなります

また文書を作ったり動画を制作する組織も増加します

どの会社も今までの感覚からすると驚くほど少人数で運営されます

増加するフリーランス

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個人で直接仕事を受けるスタイルも増加します

例えば

エアコンの取り付けを大手のアプリ経由で直接請負い収益をあげる

アプリで土地を駐車場として貸し収益をあげる

個人で動画作成の補助をして収益をあげる

収入の安定性はありませんが中間を省いていますので収入は多くなります

増加する中途採用者

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中途採用の問題を議論するまでもなく世界的な雇用環境の変化により失業者が大量に発生します

結局失業者が大量に発生した時点で中途採用者が増えますので新卒者だけに頼る事はなくなってきます

優秀な中途採用者が労働市場に溢れるためです

元々労働力不足に苦しんできた一次産業や二次産業の企業は中途採用をしてきていましたので積極的に中途採用をしていきます

都会に集まる工場

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失業したオフィスワーカーを求めて工場は都市部に移転してきます

ネットマーケットの進展により多くの小売店が撤退します

飲食店や日用品を販売する店舗以外は経営が悪化して撤退していきます

自動運転の開始により自動車の総数も減ります

結果として地価が下落し工場用地は手に入れやすくなります

このためメーカーは都市部へ移転します

加熱する製造業の獲得競争

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豊かな国は主に「アプリ開発のできる国」「工場を多く保有する国」「資源を持つ国」になります

アプリ開発に関してはおそらくアメリカと中国になるでしょう

資源に関しても努力しても生み出せるものでもありませんし今まで通り武力で利権をうばう事になるためこれもアメリカかロシアか中国の関心事になります

従ってその他の国はいかに工場を誘致するかということが関心事になります

従順で忍耐強い労働力が手に入る国に工場は作られます

工場の誘致に成功する国は豊かになります

一方で工場の誘致に失敗する国は貧しくなります

世界中の労働力はゆとりが生まれます

安さだけで工場の誘致が決まるものではありません

誠実で忍耐強い労働者を育てることのできる国こそが工場の誘致に成功するでしょう