あなたの国とは
国境は曖昧なもの
日本の国境はどこまででしょうか?
尖閣諸島、竹島、北方領土は誰のものでしょうか?
歴史問題を持ち出す方がいますがいつの歴史を基準にすればいいのか
時期によっては中国はモンゴル帝国の一部だった時があるのでモンゴルに戻らなければならない事にならないでしょうか
日本政府は戦後アメリカが決めた国境が正しいといいますがアメリカが全てでもありません
国境というものは地図に線を引くように明確なものではなくぼんやりとしたもので力関係で自由に動くものです
日本国はどこまでですか
私たちは無条件で日本国が祖国だと思っています
しかしいつの基準の領土をもって日本国だと言えるのでしょうか?
沖縄はどうでしょうか
400年以上前は完全な独立国家です
1500年前には日本の元と呼ばれるヤマト王権は奈良県の辺りだけでした
九州、吉備、出雲には完全に別の王国が存在していました
その地域の人たちは日本国に占領されているとは言えないでしょうか
80年前は朝鮮も台湾も日本でした
この時の日本最高峰は台湾にある新高山でした
日本の範囲は時代によって変わります
私たちは単に子供の時に領土だった範囲を絶対的な日本国と思っているだけなのです
国境を守るための紛争
ニュースで領土問題を見ると日本国は周りの国にどんどん領土を取られているような印象があります
しかし実際はお互いが自国に他国が侵略してきているように宣伝しています
本当は国境のせめぎ合いをしているだけです
どちらかの国が正当に支配できる理由があるわけではありません
日本と領土問題がない国はアメリカです
日本はアメリカの支配下にあるため領土紛争をすることはありません
日米で領土問題が発生する時は日本がアメリカから独立した時です
国を失うこと
歴史を振り返ると現政権を守るために国民が犠牲になることが多々あります
第二次大戦の時の大日本帝国もそうでした
多くの日本国民はアメリカに負けると国が滅ぼされ奴隷にされると思っていました
それを恐れて多くの国民が一生懸命抵抗しました
しかし戦争が終わってみるとアメリカは財閥を解体し新しい日本を作りました
その後経済発展もあり日本国民は戦時中騙されていたと感じました
敗戦は財閥や政府高官にとってはひどい結果になりましたが国民にとっては悪い結果ではありませんでした
一般国民にとっては貧富の差の少ない豊かな国ができました
国が滅びると上層部の方たちは不幸になります
しかし国民が不幸になった話は多くはありません
上層部の人は反対しますが本当に国民の視点に立って考えると戦わずに降伏するという選択肢もあるかもしれません
まとめ
今回は普段私たちがあまり疑わない国家について考えてみました
日本人は特に愛国心が強い国民だと思いますが冷静になるべきときは冷静にならなければ家族を危険に晒してしまうこともあります
時には変わった視点から国家について冷静に考えてみるのもよいのではないでしょうか